2017年4月26日:牡牛座7度で新月
2017.04.24 Monday 19:07 : 新月メルマガ&サビアン&リーディング
今回、新月が形成される、おうし座7度のサビアンシンボルは
「サマリアの女」 The woman of Samaria.
落差は、たいてい生まれ育ちや金銭的豊かさ、
家系の社会においての地位などに行き着きやすい面があります。
この落差が意欲を刺激してきます。才能の差ということもあります。
牡牛座は過去から来たものを受け取り
それは肉体の中にある伝統などですから
過去の歴史に関わったところで生まれてきた落差です。
東京で新月図つくると
例の金星・土星のスクエアが、セパレートではありますが
アングル上に乗っかっていて、「このテーマ、まだ、続くのか…」と思わず溜息
2017年4月26日の新月図(ホロスコープ)
今回の新月は牡牛座で形成されます
つまり金星は、太陽と月を支配しており
チャートルーラー木星の支配星でもありますので
この金星・土星のテーマは、引き続き1ヶ月間重要なテーマとなります
金星は魚座30度に位置して品位が高く
牡羊ポイントにあるので影響力が非常に強い
きな臭い雰囲気が漂っている昨今ですが
ギャラクティックセンターにある土星からの伝達を受けて使命感を感じている(?)
金星がすんでのところでストッパーとなるのでは、と、期待しています
ASCのある射手座13度のサビアンが「明るみに出る未亡人の過去」
そのルーラー木星が天秤座16度「流されてしまった船着場」
思わず、安倍首相と昭恵夫人のことを思い浮かべました
サビアングループ研究会での活動で発見した新理論として
射手座13度は「男を克する強い女性性」
という出方をすることもあると仮定しています
サビアンおよび木星のアスペクト(冥王星とのスクエアのみ)をみても
首相の立場は、かなり危うく、落としどころが見えず、非常に流動的ですね
(ASCに海王星もスクエア)
10ハウスに入っている木星を首相としてみましたが
木星はASCのルーラーですから、首相のあやうさと
国全体の舵取りのあやうさが連動している感じです
金星は6ハウスと11ハウスのルーラー
土星は2ハウスのルーラーなので
防衛や外交のための支出が財政を圧迫しつつ
そこに流れていくのを何とか食い止めよう
最小限にしたいという攻防も感じます
全体として…
強い女性性(金星・月とも品位が高い)と
それを押さえ込もうとする要素とのせめぎあいを感じます
さらに新月のサビアンが牡牛座7度「サマリアの女」です
このサビアンにも「女性」が登場します
サマリア人はユダヤ人から差別されてきた人種です
そして聖書に出てくる「サマリアの女」は、
5回の離婚を経験した「心に暗い渇きをもつ」「人目を避けて暮らしている」
人物として描かれています
そんなサマリアの女に対し、イエスは差別をすることなく
その心の渇きをすべて見通し、彼女の核心にかかわっていきます
そして、イエスとのかかわりの中で
サマリアの女は、気付きを得ていくというストーリーです
「自分のことを何もかも知っている人物と出会う」ことによって
だとすると、この「サマリアの女」は
変容のきっかけとなる「決定的な出会い」を意味している
と考えることもできます
そのバックボーンに金星・土星のスクエアがあるとしたら
今年に入ってから、何度か経験してきた痛みの経験
軽蔑したりされたり、劣等感や不足感を感じたり、といった経験を伏線とする
それを癒していく出会いや気付きがあり得ると感じられるのです
まずは、内なる「サマリアの女」を認識させられます
差別や偏見を持つ側に立つ場合もあるだろうし、される側に立つ場合もあるだろうし
ASCのサビアンも鑑みると、暗い部分をまず暴く必要があるように思うのです
それによって、次の展開が起こっていくのでしょうね
「サマリアの女」には異教徒への宣教という意味もあります
良くでれば、方針や宗教が異なる国や人、グループと、話し合いによって
融和していく、というイメージに、つながっていきます
そのためには、イエスのような、ふところの大きな指導者が必要です…
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4月26日新月頃(21:15前後)に発行予定です
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今回の新月リーディング担当は、天音絢文さん
一ヶ月を有意義に過ごすヒントが満載です
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