昨晩は皆既月食でしたが、私の家からは曇りでよく見えず
明石からのインターネット中継を、ときどき見に行きました
今は昔、天動説の時代の人々は
皆既月蝕が、なぜ起こるのか、そのシステムがわからない
だからこそ、現代の人以上に「不吉さ」を感じていたでしょうね
去年の年末にも月蝕があり
太陽の近くに火星や冥王星があって天王星・木星とTスクエアを形成するなど
強烈に不穏な図となっていました
日蝕、月蝕は、次の日蝕、月蝕まで影響が続くといわれてますが
ノードとのオーブが狭いほど影響は長引くんですよね
今年の6月にも部分月蝕がありましたが、それを超えて
去年の12月の月蝕の影響は残っていると感じます
去年の12月の月蝕を東京を経過地として作成すると
この月蝕の不穏な太陽のグループは6ハウスにあって
原発事故によって国民の健康は著しく損なわれることになりました
もうひとつの6ハウスの管轄である
国防(軍事)面も強烈な打撃を受けたのでしょう
太陽は2ハウスと3ハウスのルーラー
経済(2ハウス)の基盤が根底からぐらつき
情報伝達(3ハウス)の壊れ加減から国家機密にかかわる情報が危ういのかも
私たちも国家からインターネットで監視されるようになりました
月蝕は、月が「一時的に見えなくなる」
月は1ハウスのルーラーで双子座12ハウスにあり
まさに情報が隠されて「盲目」状態で
今いる場所に「監禁」されている人々がたくさんいます
けれども、現代は月蝕のシステムがわかっているので
情報が意図的に隠されたことを「わかっている」人も多く
一時的に覆いかくされたとしても次第に明らかになっていくのでしょう
そうはいっても12ハウスの月蝕ですから
隠されているものの奥の奥に何がうごめいているのか
すべてを知ることは難しいかもしれません
冥王星がらみの去年の月蝕のほうが不穏さでは上ですが
今年の月蝕はIC・MC上でできているので日本への影響力は強烈ですね
月のサビアンは双子座19度 「大きな古典書物」
太陽のサビアンは射手座19度 「住処を移動するペリカン」
ICに合の太陽のサビアンを見たとたん、移住する人が増えそうと感じました
首都機能の分散も、具体的になってきそうな感じ
この移動は「逃げる」感じではなく、理想的な環境を求めての移動です
「有害な影響を遮断する」ことも目的です
子供の教育にも関係している度数です
お母さん、お父さんがが声をあげても、かき消されるということが発端となり
「教育現場の倫理観の欠如」が大いなる問題となっていき
家族もろもともライフスタイルを変えるという形で
理想を追求する人々も増えてくるかもしれません
すでに問題提起されている皇室の今後について
ASC上にある火星の度数「家計図」や月の度数の意味から要注目です
今はまだワイドショー的な話題ばかりが先行してますが
もっと本質的なところ、皇室の伝統や歴史について
急激に関心が高まっていきそうな気がします
「移動するペリカン」が、どう出るのか、気になるところです
日蝕や月蝕のテーマって、それが正確に形成される前から
もう漏れでてきてることが多いですよね
日蝕、月蝕は、個人のチャートでもチェックしておきたいポイントです
私の場合、去年の12月21日の月蝕がIC・MCの軸近くで起こったので
東京から大阪への移住し、仕事の拠点もやり方も変わりました
移住してからも、ずっと「次はどこに移動しよう」と考えていたのですが
新たな月蝕のおかげか(?)、移動衝動が少しだけ、おさまってきています
まあ、もともとICがジプシー度数なんで定住型ではないんですが
今回は3ハウス、9ハウス間で起こってますので
考え方の大元になっている哲学が変化していくのかもしれません
それは、これまで使っていたマニュアルやシステム、技術が
今の時代に「あわなくなった」という実感からスタートします
そして新たな学びのチャンスに導かれ
ものの考え方も大きく変わっていくんだろうと思います
私の個人セッションのあり方も、
これから半年間で、さまがわりしていくかもしれません
ここの書いたことに限らず、
この月蝕が象徴する出来事が社会的にも個人の人生の上にも
様々起こるのでしょうが・・・・・・・
いったん隠され、消されることの中に
取り組むべきテーマがあると、私は3.11で学びました