マレフィック(火星や土星 etc )に起因する病を転じて福となす!
2018.08.08 Wednesday 15:15 : 心理占星術研究会、占星術講座
UAC(世界占星術会議)シェアリング勉強会の第一回(8月6日開催)のテーマは
『キラ・サザーランド』さんによる以下の二つでした
「現代医療占星術の基礎:サインを元に考える」
「不調をもたらすマレフィックを、健康のために戦う戦士に変容させる」
キラ・サザーランドさんは
オーストラリア人のナチュロパス・栄養士・ハーバリスト・占星家です
現代的医療占星術の何が「現代的」かというと
病気の「部位」にのみ関心を向けるのではなく
「ホリスティック」なアプローチを重視する、というスタンスです
BODY だけではなくSOULにアプローチしなければならない
と、プラトンの言葉をひきながら訴えておられました
よくある医療占星術のマニュアルには
サインに対応する身体の部位や臓器、不快な症状等が
リストアップされていることが多いです
キラ・サザーランドさんの場合は、それにプラスして
サイン別に、特定の症状を生み出す原因となるであろう
性格的・行動的な特徴がリストアップされており
よりよいライフスタイルや反応のあり方も提案されていました
また、そのサインが強調された人にお勧めする
食べ物や飲み物、バッチフラワーレメディなども記載されています
メンバー・ディスカッションでは
それぞれの実感や実体験をシェアしあいましたが
わたしたちのメンバーにおいては
強調されているサイン
(たくさんの天体が入っていたり太陽や月のあるサイン)
の不快な症状や性格的な弱点的なものは
20代には確かにもっていたが
30代以降、次第に克服してきた人が多かったです
つまり「確かにそういう特徴をもっており、過去には悩まされた」が
今となっては、ある程度、制御できている、ということなのです
そのサイン特有の「とんがった」ところが
年をとるにつれて丸く削れてきた、
あるいは、より上手に表現できるようになっているのでしょう
逆にそうでなければ、
大きな病気にかかっていた、ということかもしれません
たとえば私は蟹座に太陽と月と水星があります
蟹座が支配する臓器である「胃」の不調は
ごく若い頃には悩みましたが、今は、ほぼありません
また「蟹座は心配性」とありましたが
そんな頃もあったなぁ、、、というような感じです
一方、アセンダントまわりの特徴は、なかなか克服にいたらず、
それにかかわる不調や病気に、今も縁を感じている人が多かったです
やっぱり「アセンダントは健康の中心」なんですね
しかし、何と言っても、キラさんならではのユニークな切り口は
病気をつくりだす天体として嫌われがちな
「火星」や「土星」を
健康のために貢献してくれる天体に変容させていこう!
というアプローチでしょう
火星や土星にかぎらず
どの天体にも、ポジティブ・ネガティブなあらわれがあります
その性質が過剰、あるいは、不足していることで
不調をつくりだしている場合
過剰の場合は解毒、不足の場合は補強、というように
他の天体やサインを上手に活用してバランスをとっていくのです
例として、太陽をあげると…
太陽の問題には、月が必要、
あるいは太陽を苦しめている天体を解毒する必要。
私自身は、今回の講座の中で
この解毒法、補強法の解説が最も参考になりました
また、火星や土星のポジティブ面を
引き出していくヒントも、たくさん提案されています
そんな感じではじまったUACシェアリング勉強会
ご興味のある方、9月から一緒に勉強しましょう
講師が提供してくださる理論だけでなく
メンバー間のディスカッションが「売り」です
そのディスカッションに加わってください^^
なお、次回のUACシェアリング勉強会は9月3日に開催です
第一月曜研究会のメンバーになっていただくか
単発参加で、ご参加いただけます
『UAC(世界占星術会議)2018のシェアリング勉強会』(次回は9月3日)
9月のテーマは以下のふたつです
- クラウディア・リッジ
「精神物理学的な占星術:ハマー教授の理論を占星術のソーラーアークに応用する」
- ジェーン・リダー・パトリック
「身体はその心を語る、柔軟サインの健康ガイド」
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