ディグニティーの強さと病気
2017.06.16 Friday 11:29 : 心理占星術研究会、占星術講座
20代までの私は胃弱だったんです
というか胃が弱いと思い込んでいました
蟹座にある月はディグニティーが高いはずなのに
胃が弱点になってしまう
「強さ」は諸刃の剣です
感情エネルギーの強さと振れ幅が大きいからこそ
それをどのベクトルに向けて用いるかが鍵になる
実際「健康と病気」の研究会で様々なチャート例を見るうちに
また、クライアントさんの事例をさまざま見るうちに
ディグニティーの高さが死病につながったり
慢性病になったりすることも多いことを観察しています
獅子座に太陽がある人が、心臓や背骨を患う
天秤座に金星がある人が腎臓を傷める
牡牛座に金星がある人が甲状腺やノドの病気になる
よくあることです
強さは武器になりますが、過信して酷使しがちだし
力関係上、他の天体がストッパーになりにくいため暴走してしまう
ディグニティーが強いということは
異質への否定性も強まりやすいかもしれません
本当は360度すべてが自分なのに
部分を強く肯定すると、その裏への否定意識が潜むこととなり
じわじわと自らを痛め続けていることになりがちなのです
うまく使えばディグニティーの強さは
強力な武器、才能になるんですけどね
ちなみに現在のわたしは
胃痛を感じることは、ほとんど、ありません
蟹座の月と天秤座の火星のスクエアという
「葛藤」や「ストレス」となりやすい部分を
チャートをとおして理解し
うまく方向づける術を見出せたからです
本当にホロスコープのおかげです
個人セッションでも
葛藤が今、どのように表現されているのか、理解を深めていただき
よりよい方向づけを示唆しながら一緒に考えていくことが多いですね
けど、葛藤は完全にはなくなりません
常に次の上昇ステージがあり
そのステージでの理解と調整が必要となりますし
気をぬくと悪い癖が出てきます
私自身は、ここ8年くらいは「胃」よりも
天秤座の示す「腰」に出やすかったのですが
この春からの調整で、ほぼ消えかかってます
同時にメンタル面も変化しましたし
実生活面では新しいテーマと世界が開けてくるのです
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6月からプチリニューアルした「健康と病気と占星術」の研究会では
古典の知識も、どんどん活用していこうとしています
ただ現メンバーは、古典にそれほど明るくないので
近々、石塚さんに「古典の基礎」という講座を別に開講していただく予定です
古典の知識は「健康と病気」だけに関わらず
さまざまな方面に応用できる知識だと思います
ノエル・ティル心理占星術では古典の知識を用いませんし
私自身、ディグニティーに過剰にとらわれたりはしませんが
参考にしたり、応用したり、できるところは沢山あると思ってます
知らないでいるより
知ってみて取捨選択するという学び方は
石塚さんの影響ですが私自身にも合っているのです
天秤座の火星が「比較」してみたがるのです
いろいろ食べてみて、常食するか
あるいは部分的に取り入れるか判断したいのですね
馴染みのものばかり食べるのではなく
幅広く興味を持って比較検討してみたい天秤座のおかげで
蟹座の月のキャパが広がってきています
もちろん、見るだけで口に入れないことも多々あります…
たくさんの経験を積むうちに
自分に合う食べ物か、必要としている食べ物か(月)
早めに判断がつくようになりましたから
やっぱり後々胃がムカムカするようなものは
口に入れたくないですからね
けれども占星術でいえば試してみる前から
「モダン」を肯定して「古典」を無視することは
蟹座と天秤座のスクエアが生きない用い方になるんですね
私のホロスコープ的には…
石塚さんの古典の基礎は
心理占星術やってる人にも食いつきやすいはずです^^
なにせ、石塚さん自身が、どちらも否定せず美味しく食べてる人だからです
それならイケそう、と感じた方、お試しあれ!
開催決定しましたら
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アメリカディゴかな…大木!
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